のぼりを立てた自転車に乗ってパトロール

「防犯パトロール実施中」と書いているのぼりを手渡された私は、これを使って子供たちを守らなければならないと、自分の胸に強く誓いました。私は今、こののぼりを使って、週に1回のペースで防犯パトロールを行っています。これは、私の娘の通っている小学校で取り組まれていることで、子供たちの身の安全を守ることを目的として始められました。保護者が中心となって行われるこのパトロールは、公平にその順番が回ってくるようになっていて、私は毎週水曜日になると、同じ曜日の担当に当たっているお母さん方と一緒になって、パトロールを行っています。それにあたって、この「防犯パトロール実施中」と書かれているのぼりは、専用のポールに通したあと、それを自転車の後ろの荷台に乗せて固定し、その自転車にのってパトロールを行うことになっています。このようにして防犯パトロールを行っていると、最近の世の中が不審なものになってしまっているということを、痛いくらいに感じてしまうものです。私たちの幼いときというと、知らない人に声をかけられるのは、単なる挨拶であり、それに対して疑いの気持ちなんて持ったことはありませんでした。通りすがりの人にお菓子をもらっても、それを有難く受け取り、その場で喜んで食べたりもしていたくらいです。

しかし今の世の中、知らない人と目が合っただけでも、この人は自分に何かしらの悪意を持っているのではないかと、疑わなければならない時代になってしまっていて、それが子供の身についてしまっていることに、残念な気持ちがしてなりません。

しかし実際問題、昔のように安易に人に心を許してはならず、そういった事件の起こらないよう、私たち親が率先して守ってあげなければならないと思っています。それにあたって、パトロールを行うことに決まり、のぼりも新しく注文をして購入しました。もちろんこの費用は、学校に納めていたものから出したもので、私たち保護者が子供たちを守りたいという気持ちが込められているものです。私は今、こののぼりを背負ってパトロールを行うことで、よりその気持ちを強め、子供たちを守っていかなければならないという使命感をも感じています。このように、他人を疑わなければならない時代は悲しいものですが、それよりも子供たちの身を守ることが第一です。こののぼりを背負っている以上、私はこれからもパトロールを続け、子供たちの笑顔を守り通したいです。